M & A / Alliance Strategy Training

M&A・アライアンス戦略研修

新型コロナ問題、自然災害、テロの発生、国家間の紛争など事業継続性の障害は多くなる傾向にあります。これまで企業は自前主義、自社投資を前提に経営を進めてきましたが、変化が多い時代は、投資自体がリスクとなります。競合といえども他社と経営資産を共有し、リスクを抑えた変動に強い経営を目指さなければなりません。 アライアンス戦略は、他社と経営資産を共有する戦略です。デジタル化時代のアライアンスは経営資産を共有するだけでなく、そこから得られる顧客やパートナーネットワークなどをも価値にすることが可能な戦略です。近い将来には企業間のアライアンスネットワーク自体が資産となる時代になるでしょう。このような魅力的なアライアンス戦略をリードし、マネジメントするのは簡単ではありません。組織内外の様々な利害の衝突をマネジメントし、合意形成し、契約後はアライアンスビジネスそのものを成功させなければなりません。

対象部門
  • 経営企画、事業企画、M&Aアライアンス部門で成長戦略をご担当されている方
  • 新製品・サービス開発や新規事業開発に関わる方
  • 研究開発部において新規テーマを探索されている方、コア技術による事業領域拡大に関わる方
  • スタートアップインキュベーション部門などの方
  • 知的財産、財務会計、法務などのスタッフ部門の方
成果
  • 投資を抑え、収益拡大を狙えます
  • アライアンス戦略に関する体系的知識・スキルが学べます
  • 関係する組織、チームでアライアンス戦略に関する知識・スキルを共有できます
  • 既にアライアンスパートナーがいる場合、よい関係構築、契約、事業推進ができます
  • 自社のコンピタンスではアクセスできない事業領域に参入できます
  • アライアンスパートナーから多くのことを学び、成長できます
メソッド
  • アライアンスマネジメント手法
  • アライアンスパートナー候補のリストアップ、交渉
  • アライアンスを組み込んだ事業戦略、ビジネスモデル戦略
  • アライアンスパートナーとの共同での事業計画作成
  • アライアンス契約とリスクマネジメント
  • アライアンス解消の方法
ステップ
Step 1 アライアンス戦略の
全体像を理解する
  • 経営者からみたアライアンス戦略の魅力
  • アライアンス戦略の定義と他の類似手法との違い
  • 多岐に渡るアライアンス戦略に必要な知識・手法
  • 社内外でどのようなチームをつくるべきか
  • アライアンスパートナーの目的分析
  • 法務視点でのアライアンスの形態
Step 2 アライアンス戦略の
フェーズとステップ
  • アライアンス戦略の中核は事業戦略・計画
  • パートナー候補の目的、戦略を理解することが大事
  • 契約からではなく、戦略とその実行に適したパートナー候補リストから取り組む
  • アライアンス戦略推進の6フェーズ、18ステップの詳細を理解する
Step 3 アライアンス戦略のリスクと
そのマネジメント
  • アライアンス戦略で選択肢を少なくしないこと
  • アライアンス戦略計画段階での情報管理の重要性
  • アライアンス戦略各段階でのリスク
  • 海外企業とのアライアンスでのリスク
  • リスクマネジメントの体制、組織力、意思決定力
Step 4 アライアンス戦略における
デューデリジェンス
  • デューデリジェンスとは
  • M&Aとは異なり会社全体のデューデリジェンスは難しい
  • 経営・事業デューデリジェンス
  • 技術資源デューデリジェンス
  • 販売資源デューデリジェンス
  • 知財・法務デューデリジェンス など
Step 5 アライアンスのための
契約業務
  • アライアンス戦略の契約の体系、項目
  • 事業計画が契約のベースとなる
  • 契約時のトラブル解消
  • 契約の解消
Step 6 アライアンス戦略推進のための
人材育成・組織改革
  • アライアンス戦略人材の希少性、事業価値を理解する
  • アライアンス戦略人材のキャリア
  • プロジェクトを通じた育成
  • 研修を通じてノウハウを蓄積する