【マネジメント基礎講座】ビジネスリーダー必須のマジジメントスキル


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VOL4 市場におけるポジション(市場地位)ととるべき戦略との関係は?

第4回 2006年11月29日 UP
ニューチャーネットワークス・文

( Q ) 市場におけるポジション(市場地位)ととるべき戦略との関係は?

企業の悩み:

既存プレーヤーがひしめく成熟した業界や、強いトップ企業が君臨し、強固なビジネスシステムを構築している市場に、後発企業が新規参入しようとするのは無謀なことなのでしょうか? また、もし参入するとしたら、どのような戦略が必要でしょうか?
 

業界内にどのような企業が存在するか考えてみよう

 これからハンバーガー業界に参入しようという外食産業のR社の社長の話です。  

 「既にハンバーガー業界は、トップ企業であるM社やL社、MS社がしのぎを削っている上、市場の成長にもかげりが見えています。また、新規参入しても、M社が得意の低価格戦略に打って出れば、価格競争に巻き込まれてしまうだろうし、M社の資金力や店舗網、ブランド力の前に叩き潰されてしまうかもしれません。しかし、長年外食産業に働いてきた自分の勘からして、何かできそうな気がするのですが……」
 

キーワード:リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー

 市場では、複数の企業が競争しています。市場の中で、それぞれの企業は自分自身をどのように位置づけ、また、競争相手をどういった存在としてみているのでしょうか。
 

 市場での企業の位置づけを考える助けになるのが以下のチャート図です。シェアトップであれば「リーダー」です。リーダーは高いシェアを獲得しているため規模の経済を発揮でき、消費者にも認知されやすく、市場の情報も容易に入手できます。リーダーは、こうした豊富な経営資源を背景に、市場での地位をますます高めることのできる好循環の中にいます。  
 

図:独自の生存領域をもっているか?
 

 トップのポジションを狙っていたり、挑戦しようという意思のある2番手以下の企業は、「チャレンジャー」です。あるいはチャレンジャーのような攻撃的な立場をとらず、業界の動きに追従することに自らの存在価値を見出そうとする企業もあります。これらの企業は「フォロワー」と呼ばれます。フォロワーは、コストダウン力を活用して、リーダーが開拓した市場の一部を無理のない範囲内で取り込みながら、利益を上げ、したたかにその市場で生き残りを図るという立場で行動します。そして、トップ企業に挑戦することも、トップ企業と競合することもなく、トップがあえて手を出さない領域で独自の顧客価値を追及する企業が「ニッチャー」です。
 

 
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